キャタピラ組立て

それぞれのジャンルの模型には、他のジャンル好きには理解できないような面倒臭い作業がある。ザクの動力パイプの整形とか、カーモデルの鏡面磨き、飛行機のリベット再現などなど。やらなくてもイイんだけど、一番苦労する箇所なので見る側もそこを重点的に見てたりして、手抜きできない強迫観念に支配されたりする。でも意外にそのジャンルの人々はそんな面倒臭さこの上ない作業がマゾ的に好きだったりするのも面白い。
戦車模型のマゾ的作業の頂点に君臨するのが可動式履帯(キャタピラ)の組立て。今回はAFVクラブの「HI-TECH TRACK」という可動式履帯をチョイスしました。モデルカステンのものと比べて半額以下の価格なのでちょっと心配していたけど、コレなかなか良いです。
↑両面テープの上に一コマずつ並べていって上からフタをするようにもう一つパーツを接着していくだけ。実車のように連結ピンを差し込んでいくわけではないのでマニア向けではありませんが、僕のような、完成状態のカッコ良さのみにこだわる人にはかなりオススメです。
パーツはあらかじめ切り出してあるので、2時間もあればチャラチャラっと完成します。ちなみに写真ではすでに「錆び塗装」してるような茶色ですが、これはプラの成形色です。この錆び色を成形色にするなんてなかなかニクイことをしますなAFVクラブさん!
さあ、これでタイガーの全工作は完了しました。次回以降は塗装編に突入します。乞うご期待!

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