車長フィギュア

ドイツ戦車兵の黒服。指定色は各メーカー「フラットブラック」を推奨しておりますが、実際にフラットブラックを使用する箇所は、シワの裏側のほんの少しで、服全体の基本色はジャーマングレーにバフと少量の黒を混ぜた色がしっくりくるように感じます。
まず右の写真のように、肌色のベースを塗っておいて、その後エアブラシで下から上に向かってフラットブラックの影を塗ります。顔と服の塗り分けができたら、最後に上から「黒服」の基本色を吹きかけ明部をつくると、グッと立体感が浮き出すという具合。ヒストリカルフィギュアを作る方にはお馴染みの技法らしいですが、短時間である程度の結果が出るので、最近多用しております。

しかしこのドラゴンのフィギュアはなかなかいい感じですね〜。塗ってみると肩幅のアンバランスさは、やや解消されますね。
顔の油彩がまだ乾いていないので、なんだか劇画調の雰囲気を醸し出す表情になってしまいました。

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