戦車兵一名完成

同じ物の製作ばかりやっていると、なんかこう、高揚感みないなものが薄くなってくる。「オレってなんて上手いんだ」とか「良いセンスしてるぜ」みたいに自画自賛をしつつ、悦に入りながら製作を進めるている時間は、趣味としてのモノ作りに一番大切なコトだと思っている。これがないと単なる“作業”でしかなくなるのに、プラモデル作りに関しては往々にしてこの“作業”状態に陥ることが多いのも事実。だから僕は、見えない部分は作らないし、塗装の下地処理もほとんどしない。合わせ目消しやゲート処理も必要最小限しかしない。完成した作品がイカしていればそれでいいのだ。
というわけで、ザク作りにやや飽きてきたので、気分転換に、放置していた「戦車兵」の塗装を仕上げた。今回は顔以外は全部エナメルで塗った。今まではベースになる色はラッカーで塗ってハイライトとシャドー部をエナメルにして、重ね塗り時の滲みを防止しているつもりでいたが、オールエナメルでもこれといって問題はなかった。
そう、楽しければ技法にこだわることなく好きなようにやればイイのだ。意外にうまくいくみたいだ。

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