世間のモデラーの中には幾つものキットを同時進行で制作される方が結構いる。
出戻った頃にはそんな人たちのブログや話を聞いて「はぁ〜、ほとんど病気やね〜」なんて冷ややかに傍観者を決め込んでおりましたが、気がつくと自分も今、5個ぐらいの「作りかけ」を抱えておったりするわけです。わはは
やれデカールが多すぎるや、やれ型が悪いや、何かにつけてわがままに放りだすのは、それはそれで妙に気持ち良かったりして、仕事ではこんなことは許されるはずも無く、模型を作りかけで放置するのは、まあ、小市民的なささやかな反抗なのかと。
そして、放置模型をざざーと机の隅に押し除けて、新しいキットの製作に入る訳であります。
一年以上前に買って、作る機会に恵まれず積んでいたタミヤの105mm砲M4A3シャーマン。
最近まで頼まれもので台湾製のプラモデルを作っていて「なんでこうも作りにくいのだろう」と強烈にフラストレーションが溜まり「そうだタミヤを作ろう」すいすい組立てられるあの快感に浸りたい、となったのであります。
↑定番になりつつあるランナーへのタグ付け。この時点でちょいとワクワクしている自分に照れたりする。
↑む〜、この丸みたまらんです。最近のモノには無くなったけど、こういう曲面が古いアメリカっぽくてイカす。
うぉ!ランナー状態で木箱がほとんどカタチになっているじゃないか。精密さを強調してやたらに分割する最近のキットとは違って、無用な分割をせずある程度ディフォルメしても「作りやすさ」に重きおく姿勢は好きだなぁ。細かく作りたければ、ディーテールアップ・パーツ買うし、なんなら自作するから、キット自体はシンプルでいいんだけどねぇ。(じゃあヨンパチやればと言われそうですが・・・)
↑ムムム・・・なんだ、せっかくのタンカースジャケットに亀裂が入りまくっている。いやいやこんな修正、あの台湾製のキットに比べれば楽々。
さぁ、これから精神分裂的に複数のキットの完成を目指しますよ〜。
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