昨日(1月31日)0時の時点で三つの模型コンテストへの出品を逃してしまった。
もともとこの「ワッパ」はホビージャパン誌の「オラワッパコンテスト」に出品するべく製作を始めたのだが、第一子誕生の嬉しいドタバタで、あっさり出品を断念。
では、ということで2週間後に締切られる滋賀県の模型店ファイナルラップの模型コンテストに出品しようと画策。嫁さんと産まれたばかりの娘が里帰りしている間に、独りじっくりと更なる作り込みに励んだ、が、自分にしてはかなり細かいこだわりが出てきてしまい、締切りギリギリまでフィギュアをいじくっていたら、締め切り日を一日間違えていたのが発覚!。このコンテストは現物出品で、なおかつ郵送しようとしていたので、ベースへの固定と梱包の時間がどう考えても無かったので、これもあっさり断念。
二つのコンテストをあっさり断念したのも、もう一つのビッグコンペ「モデコン」があるからと余裕こいていた。しか〜し!!締切り日の31日、写真撮影に異常に時間を掛けすぎたあげく、実家から借りてきた「もの凄くキレイな写真が刷れる」プリンターが「もの凄く印刷速度が遅い」といった頭のイイ大人なら予測できそうなトラブルに見舞われて、プリンターが「ギー、カシューン、ギー、カシューン・・・」と唸りをあげて応募写真を印刷している間に、時計の針が0:00を通過していった・・・。
12時55分の時点で「まだ今からダッシュして郵便局の時間外窓口に行けば31日の消印はもらえる」ぐらいに土壇場の執念を燃やしていた自分には我ながら馬鹿だなぁと思ったりもするが、12時58分になって「この作品をどう成仏させるか?」という事を考えていた。
↑結局出来たのはココまで。「コ」の字型に壁を配してメインの「ワッパ」をベースの面に平行に置いたことで、なんだか演劇の舞台のようにまとまってしまった。やさぐれたオッサンと工事現場風のセットは、岡八郎と花紀京が出てくる昔の「吉本新喜劇」のようである。まあ、自分で描いていたイメージもそんなところだったので悪くはないが・・・。
実は「ワッパ」を兵士ではないこのオッサン達に囲ませたのは、「アキラ」に出てくる「大東京帝国」や「20世紀少年」の「ケンヂ一派」からヒントを得たもので、「ガンダム」のアニメの別ストーリーとして勝手に自分なりの設定をでっちあげた。
地球連邦とジオンの戦火にさらされ無政府化したとある町の若者たちが、自警を目的に決起した事をきっかけに、ジオン、連邦、両軍を敵にまわす民兵ゲリラ組織へと拡大する。そのごく初期のワンシーンを表現したのがこのヴィネットというわけ。
今まで一生懸命インジェクションのフィギュアを削ってパテ盛りしていたのは、まだこれといった規律も無く訓練もされていない「街のごろつき」な感じが出したかったから。「ごろつき」な反面、それぞれはなんらかの特技を持っており、中にはその筋のエキスパートというような設定も持たせたい。前回登場の「調達屋ボブ」とその子分に続いて
連邦軍のシステムへの侵入に成功した前科のあるハッカー「ビショップ」。ワッパのプログラムの書き換えをしている様子を表現した。無口でかなりのナルシストという設定。
元航空機エンジニア「メカ政」。ここでは別の機体から獲ってきた機銃のオーバーホールとワッパへの移植を行っている。
元航空機エンジニアの工場で働いていた青年。
尊敬する人はチャック・ノリスとトビー門口いう武器マニア「コバヤシ」
などなど、色んな妄想を巡らしながら、気持ち悪〜くにやけて作った次第であります。
はぁ、しかし、この作品どうするべきか。
このまま、春の「ラップコンテスト」に出すべきか、ベースをもっと大きなものに作り直して、更にストーリーの幅を広げて「オラザク」にチャレンジするべきか?
とりあえずは、また別の「締切り前事故」のための保険として置いておこう。
コメント
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とりあえずお疲れ様でした。
毎回の“説得力”に今回も参りました(笑)
フィギュアの後ろにチラッと見えるワッパの細部にも唸りますね。
完璧に影響されそうです。
・・・すいません。師匠ということでよろしく(爆) Like
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ワッパがんばって改造したのですが、改造箇所が下部に集中していて、フィギュアの影になってあまり見えないんですよね〜。いやぁ〜失敗しました(笑)
しかし見る人は見るもんだなぁ。 Like