祝!アーマーモデリング誌掲載!!

わりと伏せぎみに進行しておりました4号G型のヴィネット製作。実はアーマーモデリング掲載用の作品。無事本誌発売となりました〜。
“無事”っていうのも今回は締切り間際にかなり危ない橋を渡っての掲載だったので、本当にホっとしております。

製作前「出来次第では表紙も狙えるかも」との担当S氏の激に気合いを入れて望んだのですが、、、当たり前っちゃあ当たり前、残念ながら表紙はムリでした。10年早いわな〜。
表紙を狙うのは半分冗談としても、この3ショットに僕の作品が同席できるということは、かなりのプレッシャーであり同時に製作のモチベーションを強烈に高めました。
なんといっても右ページのマーダーIIIのヴィネットを製作されたのは、昨年の「オリオンモデルズ コンテスト」で251ウーフーのヴィネットで受賞した山本真也さん。初めて彼の作品を見たとき「この人は別格やな・・・」と思わず呟いてしまった作者です。
んで、もう一人。左ページの下、言わずと知れた 今最も熱いAFVモデラーの一人である吉岡和哉さん。氏の作品は僕がこの世界に出戻ってず〜っと憧れていて、なんとかあんな作品が作れないものかと、勝手に自分の牽引車的な位置づけを担っていただいていた方なのです。(もちろん未だに引っ張ってもらっています。しかも牽引ロープはもの凄く長い)
作者自身がネタばらしすると少々シラケるかも知れませんが、今回の僕の作品は以前吉岡さんが「ミリタリーモデリングマニュアル.18」でロシアの大地を舞台にした4号H型のヴィネット作品へのオマージュとして、あえてアイランドスタイルの手法を選択しているのです。
というわけで、表紙を飾ることは出来ませんでしたが、僕自身は大変興奮する一冊となりました。製作中この写真を見るまでは、密かにこの両氏への下克上を企んでおりましたが・・・う、う、う、、、その辺りは、う〜ん、やっぱりというか・・・、ともかく本誌をご覧いただいて、判断は読者様に委ねます。

では、誌面の都合で掲載できなかった写真等を少々
製作当初の仮レイアウト。履帯が切れて修理中の図。後に「戦略的撤退」というテーマが決まりボツにしました。

履帯を切って転輪をひん曲げたりしたのに
元に戻しました(泣)

一通り塗装を終えた状態。以前同じ物を作っているので比較的楽に出来ました。


自分的にはこのアングルが好きです。誌面では後ろ姿が載ってないんだよなぁ〜。


お・ま・け。銅板で1/35スケールのバケツを作る治具。作り方はまたいつかアップします。

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