祝!アーマーモデリング掲載記念撮影!


アーマーモデリング193号の巻頭特集「THEダーメジモデリング」の記事のために製作依頼を受けたタイガー1型。AFV模型製作のスキルの一つ“ダメージ表現”の参考のために各所にダメージを施しています。通称「ダメージ・タイガー」です。


ダメージ表現のためのサンプルモデルなので、特定車輌と分かる車体番号などは入れませんでしたが、製作の寄りどころとしての裏設定では、1943年頃の504重戦車大隊の鰢台中隊112、122、132、142号車あたりを想定しています。


今回使用したキット、ドラゴンのNo.6820.は、あの映画「フューリー」に登場した現存する504大隊のタイガー131号車を詳細に再現できるキットです。131号車は1943年チュニジアでデビューしてすぐ英軍に鹵獲されてしまって、バシャバシャ写真撮影されて記録が残りまくっていて、どこがどんな風に傷ついてるかが丸分かりなのので、そのまま131号車のマーキングで作ってしまうと、ダメージ箇所に色々と食い違いが出てきてしまい、模型といえど中途半端な演出とかするのは躊躇してしまう。


なので、、、敵に捕まる事無く、しかし131号車と同時期に製造されて戦場で闘った同部隊の周辺車輌という設定にすれば、車体の塗装や装備の特徴などが一致するだろうと。


色んな所に被弾穴が空きまくりで、所々錆びも浮いていますが、まだ生きてる車輌という設定。表面的にはボロボロだけど、全体の印象はシャキッとさせなければ。



※画像クリックで拡大表示します。
歯抜け状態のサイドスカートと転輪がポイント。これくらい転輪外れても走れるんです。







コメント

  1. ミツオ より:

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    はじめまして。素晴らしい塗装や汚しをいつも参考にさせてもらっています。お尋ねしたいのですが、
    銘板の金シールにかぶせてある透明なプラ板は既製品でしょうか?
    どの作品も銘板のサイズがだいたい同じなので、既製品であるなら真似したいと思いました。
    よければサイズも教えていただけるとありがたいです(^^)
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  2. plamolog より:

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    >ミツオさん
    はじめまして。コメントありがとうございます。

    銘板の金シールにかぶせてある透明なプラ板は、既製品ではなく
    タミヤの1.7mm厚の透明プラ板を切り出して作ってます。
    サイズは幅60mm奥行30mmです。
    四隅に0.75mmの穴を空けて虫ピンを打ち込んで固定しています。 Like