久々のアーマーモデリング

先日ちょこっとふれたアーマー作例のこと。。。
映画雑誌のような大胆な表紙の今月号!


ココで全部は見せられないけど、、、はいドーン!!


なんとフューリーの敵役、怪物ティーガー1の作例を担当しました。
アーマーさんとお付き合いさせていただいてから、ことあるごとに「タイガー作らせてタイガー作らせて」と言って苦節七年、やっとお鉢が回ってきました!
・・・・ま、シャーマン戦車の映画の敵役ポジションで、特集の掲載順もシャーマン、シャーマン、シャーマンときて、「おっと、コイツも忘れてはならない」的な最後尾なのですが。。。。編集長に「主役はイージーエイトなんですよね〜、どうせ僕のは脇役で・・・」って言ったら「ザク!シャアザク作ると思って、頑張って」って励まされました(笑)いやいや嬉しいっすよ。初めて表紙載った時くらい嬉しいです。励まされなくても、タイガー好きにとってこんなに名誉な事はないですからね、頑張って製作しましたよ〜。


映画の本編はまだ観てないので詳しいところは分からずに作ってるのですが、予告編から分かる範囲はかなり再現しております。はい。


こちらでは本誌には掲載されなかった写真を中心に公開しましょう。


敵役を演じたタイガーはボーヴィントン戦車博物館でフルレストアされたキレイな車体なのですが、劇中では使い込まれた手強い老兵の雰囲気ムンムンで、かといってダメージでボロボロっていうのも何だし、、、このあたりのさじ加減は本当に難しい。とりあえずチッピングは全くせずに、車体表面の焼けと埃汚れをフィルタリングで表現しました。砲塔天面には青色をやや多めに被せる。


毛を短く切り詰めた筆でドライブラシ塗り。ここでは角のハイライトをするのではなく、点々と「白い汚れ」を乗せているところ。


時にはその白を擦り込んだり叩いたりして、場所場所で変化をもたせると何だかソレっぽくなってなってゆくのです。


劇中のタイガーは直接塗装が許されない貴重な博物館展示品なので、シートや偽装網で見えてはイケナイ部分を隠したり、怪しい雰囲気を演出しているようです。再現模型での偽装網は、医療用のガーゼを使ってマスキングテープで縁を作って使うと便利。予めラッカーで塗装しておきましょう。


カモフラージュの葉っぱ。コレも劇中タイガーの目立つポイント。青々としたわりとフレッシュな葉っぱが使われています。これって偽装の鉄則で、行動中の地域の植物でその土地その季節のの色彩になりきるのですな。数年前のこのM5A1製作の時に使ったエッチングの葉っぱの残りが役立ちました。


いやあ久々に童心に帰ったようにノリノリで作ったタイガーでした。詳しくはアーマーモデリングを3冊ぐらい買って読むべし!! 私は映画を観てからシャーマンを作るとします。

コメント

  1. NORIO1989 より:

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    この前はいきなりの質問失礼しました。
    アーマーモデリング見させていただきました!最高にかっこよかったっす!脇役だなんてとんでもない!なんせ自分はシャーマンのページとばしてタイガー見ましたから! Like

  2. plamolog より:

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    >NORIO1989さん
    最高にかっこよかったですか〜〜〜?ありがとうございます。
    私もまずはシャーマンのページすっとばしてタイガー見ましたよ!(そりゃそうか…笑) Like

  3. グリム より:

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    お久しぶりです。アーマーモデリング拝見しました。素晴らしいティーガーに溜め息しかでません。車体はもちろんなのですが、シートやカモフラージュなどの装備品のリアルさも素晴らしいです。
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  4. plamolog より:

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    >グリムさん
    久々のコメントありがとうございます。
    ティーガーの車体はもう作り慣れていて、シートなんかの装備品は変化があって作ってて楽しいです。お褒めいただき嬉しいっす。ありがとうございます。 Like