下地処理〜ハイライト プラモデル.タミヤ1/35ドイツ重戦車タイガー1型初期型332号車製作

あぁ、選挙に行かねば、、、と思いつつ戦車作り。
だいぶ前に金属素材にプライマーを塗って
デカールを貼るのまではやってました。
あらかじめシャドウ部分に黒を吹き付けて、その上にフワっとジャーマングレーを乗せる。最後に空を向いた「天面」に白を混ぜたジャーマングレーを吹いて基本塗装終了。ちなみに「白を混ぜたジャーマングレー」の白の比率はジャーマングレーの1に対して白を6〜8くらい「え?」っていうほど白くするのが僕的には丁度イイ感じです。インストの指示通りジャーマングレーだけ塗ってると、ほぼ真っ黒の戦車になってしまいますからね。もっとも本物のタイガー1型のジャーマングレー塗装はかなり黒いんですけどね。

で、本日「選挙に行かねば」と思いつつ砲塔のエイジングとハイライトなどを一気に進める。

ここ最近凝っている「ドライブラシしない仕上げ」。アメリカの凄腕アダム・ワイルダー製作のパンターF型を模写(模造?)した時にグッときた手法で、造形の「角」になるエッジ部分にとても明度の高い色をチョンチョンと置くように塗ってしまう方法。彼がやる前から色んなモデラーがやってたと思うのですが、僕の中ではバーリンデンやグリーンランドのドライブラシによるハイライティングと双璧をなす革新的な技法に思えたくらい。まあ、冷静に考えれば絵画の世界では何百年も前にやってたんですけどね(笑)
ドライブラシに比べてこの表現方法の良いところは、実際に無いはずの作為的なハイライトが塗装が剥げた下地のようにも見えるところで、リアリティー的には本来曖昧なドライブラシによるハイライティングより曖昧なスタンスであるにもかかわらず、はっきりと「ココ角です!」「ココ立体に見えてちょうだい」と主張できる点にあります。(ややこしいな...笑) ま、仕上がりがドライブラシよりシャープ見えるのが良いっちゅうことです。

ちなみに上の写真で筆に付いている絵具は白に見えますが・・・
実際はこれくらいの濁った色です。ジャーマングレーに多少馴染むように白と黒のグレーを基本に黄色を少々といったところです。

ほぼ仕上がった砲塔とエイジングを施してない車台の比較。この勢いで車台のエイジングに進みましょう!

コメント

  1. けんぢ より:

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    おつかれさまです!
    ただただ『かっちょいい!!』の一言です!
    布の表現なんか、もう美術作品の域に達している気がします。
    次回も楽しみにしております。
    がんばってください Like

  2. JJ より:

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    車体上面とか、基本色のハイライトは結構強めに入れるんですね!なんかスゴいソリッドというか、カチッとした感じでカッコいいです♪
    「ドライブラシしない法」、僕もヤクトパンサーでやってみたいと思いますww Like

  3. plamolog より:

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    >けんぢさん
    かっちょいいでしょ〜〜〜!最高の褒め言葉!元気が出ます。
    布の表現に注目していただけたのは嬉しいです。案外スルーされるんですよね。塗りの技術としては戦車より断然難しいんですけどね。
    引き続き頑張りますよ〜〜!! Like

  4. plamolog より:

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    >JJさん
    そうなんです。基本色の段階でかなり明るめにしておかないと、後で暗くメリハリのない仕上がりになってしまいますからね、僕の場合。
    ヤクトパンサーは広い面の構成なので、より面と角の強調が良い結果をもたらすと思います。頑張ってください! Like

  5. AFVオヤジ より:

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    毎回更新を楽しみにしています。
    頑張って下さい。
    PS:今回更新の5番目の画像にエラーが有るようですが…。(画面に映りません。)
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  6. plamolog より:

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    >AFVオヤジさん
    あらら、画像のモードが間違ってました。早速修正しておきました。お知らせくださってありがとうございます。 Like