アーマーモデリング誌1月号掲載の3号J型。掲載時よりほんの少し塗りの手直しをして詳細写真撮りました。
今回の製作はAM誌の企画で塗料の混色せずにビン生の色を使おうというもの。ガンダムカラーの「MSジオングレー系」という色をそのままベースに塗っている。
※画像クリックで拡大表示します。
製作後半の油彩のフィルタリング行程でカラーモジュレーション的な配色をすることで立体感を出した。エアブラシ塗装の段階でマスキングしたりシャドウ吹きしたりの煩わしさから解放され、筆塗りでじっくり立体感を作り出すことができるので、気分的にはかなり楽。ただ、筆塗りが面倒くさいって人には向いてないですね。
雑誌の企画に「試し乗り」した状態でしたが、結果的にこの技法は大成功と自画自賛しております。
手間が大幅に省けたってことは無いのですが、エアブラシの行程が少なくなって、無駄に塗膜を厚くしてディテールを損ねる危険度が減ったのが良い。
砲塔ゲペックカステンから車体後部の傾斜装甲と各ハッチの明度の変化をご覧あれ。これをエアブラシとマスキングで塗るとなると面倒くさい作業ですが、油彩の筆塗りならかなり簡単にできるんです。
というわけで、今後の製作に大きな影響を与えた3号戦車J型の製作でした。
コメント
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ご挨拶が遅くなりましたがあけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。
この記事(笑)拝見してからガンダムカラーのグレーが見当たらなくて困ってます(笑)
油彩でこれだけ表情が出せるのら驚きました!自分も今3号戦車をジャーマングレーに冬季迷彩でやっているので参考にしたいと思います! Like
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こんばんは
凄い三号戦車ですね
パーツやモールド一つ一つに
凄く存在感が有ります
単色のカラーで
これほど表情が付けられるとは
驚きです Like
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更新待ってました、、、最近は待つ事も快感になって来ましたよw
私も今、「キ」のつくコンテスト向けにシャーマンを塗装中なのですが、油彩のフィルタリングに挑戦中です。しかし、しかし、、、油彩後テカリが不自然で、どうも師匠のような、ベルベットの様なグラデーションになりません。
油彩後はトップコート等の処置はされていますか?
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>J-2さん
こちらこそ本年もよろしくねがいします。
え〜やっぱりガンダムカラーのグレーって売り切れてるんですか?ほぅ〜。
装甲面の表情は油彩だからこそ出せるってもんです。他の塗料でもできないことは無いんでしょうが乾燥が早すぎて吟味できないんですよね。 Like
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>iwarkunさん
「凄い三号戦車」!!はい、いただきました(笑)
単色でもダークイエローになると表情づけは難しいんですよ。ジャーマングレーは比較的簡単なんですよ。馴れもあるんでしょうけどね。 Like
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>牛友チェーンさん
「待つ事も快感に・・・・」むむむ、、手厳しい(笑)
油彩後のテカリは絵具がしっかり乾くと消えるハズですよ。もしくは乗せる絵具が多すぎるのかもしれませんね。
油彩後のトップコートは極薄くです。できればやらないくらいの方が好みです。 Like
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焦らされた後のこの作品はもう堪りませんっ!ってw
アクリルの下地に一度半光沢コートをしたせいか、なかなか油彩の色が乗らず厚塗りしてたかも知れません。きょうみたら多少艶が落ち着いてました。連日最高気温がマイナスの軽井沢だから乾きが遅かったのだと思います。
アドバイスありがとうございました!次作期待してます!
ザクヘッド? Like
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非凡な出来かと思います。
是非、動画で技術をオープンにしていただけると
公益かと思います。 Like
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>牛友チェーンさん
気温がマイナスでは乾きが悪そうですね(笑)
油彩はじっくり時間をかけて楽しんでください。引き続き頑張って!! Like
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>通行人さん
コメントありがとうございます。
動画ですか。。。やってみたいとは思っているのですが、、、、
気持ちと時間にゆとりができましたらチャレンジしてみます。 Like