ドラゴン#6406.タイガーI 後期型完成!

あ〜長かった。製作に一ヶ月近くかかってようやく完成しました。っていっても、そのうち2週間ぐらいは眺めてただけなんですが・・・。
では、いつものスタジオ(?)撮影の完成画像をドーン!

いきなり正面写真じゃないところがタイガーなのです。特に後部デッキは、初期型と後期型の違いがハッキリ分かる見どころであるのです。ちなみに初期型はコチラ↓
写真は以前製作したタミヤの初期型冬期迷彩仕様。初期型から後期型への変更箇所として様々な部分があるものの、大きな違いとしてエンジン吸気用のエアフィルターとそのホース類の有無がありまして、その関連でジャッキとか工具入れとかをあっちに付けたりこっちに付けたりと変更したようです。・・が、あまり詳しいことは知りません(笑)

右から〜


左から〜


斜めから〜。指揮車設定でアンテナを立てまくっております。ちなみにこのキットの「3in1」とは、このアンテナ立て仕様が「後期型コマンドバージョン」であと二つは「普通の後期型」と「最終型」と選択して組立てられるということです。僕はてっきり「初期型」「中期型」「後期型」と選べるキットかと勘違いしておりました。


後ろから〜。先にも述べたように、ココが後期型の大きな見どころですぞ。


このキットでドラゴンがやたらに強調していたのがこのエンジンヒーター。小型のガスバーナーのような物なのですが、普通に見るとまず見えないぐらい小さい。のでココでアップ写真をば・・・ってココでも見えにくいですね〜。


ジャッキ。素晴らしく良くできております!


消火器はほとんどの場合車体色と同色で塗られていますが、当時赤色もあったみたいです・・・勘?海外のモデラーさんでやってた人がいたのでイイでしょ。


ラジエター冷却ファンのフタは開閉式。今回は開き状態で固定しました(というか塗ってたら固まった)。内側のパネルがエッチングパーツだったりして、なかなか憎いギミックですよドラゴンさん。ココあっぱれ箇所です。
ギミック繋がりで次はココとか↓

エスケープ・ハッチ開閉します。よって、砲塔内もそこそこに作らないといけません。完璧なインテリアパーツが付いてないところが悲しいような嬉しいような・・・。


さすがにドライバーズ・ハッチは開閉選択式。もちろん「開」で固定!しかも左右とも!!


工具等の取付け金具はエッチングパーツが用意されています。エッチングパーツ作りが面倒な方はプラパーツも選択できる優しさも付属しております。


ライトコードは既に曲げられた物が付属しますが、ツィメリットコーティングを施すと上手くハマらなかったので、コキコキコキと自作。コレが意外に難しい。


このキット中最高に面倒くさく難しい工作が、砲塔後部の雑具箱(=ゲペックカステン)のフタの留め金具。かなり体調が良い日に作った方がイイです。眼にきます、腰にきます、神経にきます!


牽引ワイヤーの先端部は良く出来ているのですが、付属の金属ワイヤーはどおかなぁ?


最後にフィギュア。今回は気合いを入れて塗っております。いつも服のハイライト部分はドライブラシで済ましますが、今回はシワ1本1本をしっかり塗りました(真面目!!)荒さが無くなって、しっとりとした感じに仕上がったと思うのですが、どうでしょ?

コメント

  1. takahome より:

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    初めまして。実は最近AFV模型を始めたました。1/72DRAGONのシャーマンを2つ作った程度です。何度も同じ質問があるとは思いますが、もしよろしければツィメリットコーティングの工作のやり方をお教え願えませんか?今から1/72RevellのTIGER Iを作ってみたいのです。何をお使いになられてるのか、どうやってそのような模様をつけているのしょうか?
    よろしくお願いいたします。 Like

  2. plamolog より:

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    ツィメリットコーティングは色んなやり方がありますが、車体に薄くエポキシパテを伸ばして練りつけ、パテの硬化前にコーティングローラーを転がしてモールドを刻むやり方が簡単だと思います。
    しかし・・・
    問題はtakahomeさんが作られるのが1/72スケールということで
    市販のコーティングローラーではオーバースケールになってしまいます。
    ということで、レベル社の1/72.TIGER I用で発売されている
    ポーランドのPARTというメーカーのエッチングパーツ↓
    http://www.geocities.jp/ramopcommand/_geo_contents_/PART.html
    などを使用される事も考えられるかと。

    なにぶん1/72スケールの戦車を作った事が無いのでコレといいったご回答ができませんが、ご参考になれば幸いです。
    頑張ってください!! Like

  3. plamolog より:

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    ちなみに、自作される場合の道具として一応ご紹介しておきますので
    ご参考にしてください。

    GSIクレオスの「軽量エポキシパテ」↓
    http://www.1999.co.jp/10016837
    が柔らかくて伸ばしやすくお勧め。

    ローラーに関して僕はタミヤパテのスクリューキャップを加工して自作しましたが、市販品でモデルカステンの物↓
    http://www.1999.co.jp/10060228

    ライオンロア社の金属製のコレ↓
    http://www.1999.co.jp/10052578

    AFVクラブの↓
    http://www.1999.co.jp/10047311
    とかがあります。 Like

  4. takahome より:

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    私のようなズブのド素人に丁寧に回答くださりありがとうございました。
    ツィメリットコーティングのエッチングパーツがあるなんて・・・AFVの世界は奥が深い。。。ローラーもいろいろと種類があるのですね。それだけ需要があるということなのでしょうね。ただ1/35専用でしたので今回は少し残念ですが、いつか1/35に挑戦する時の為に購入を検討してみます!
    オススメのエポキシパテ絶対購入します!あとは・・・一本ずつ描いていくか、ローラーの代わりになる『何か』を探すか・・・がんばります! Like

  5. plamolog より:

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    いえいえ、どういたしまして。なんか応援したくなってしまいまして。
    やはり精密ドライバーとか使って一本ずつ描くのがイイかもしれませんね。1/72スケールですがら根気さえ続けば何とかなるでしょう。
    このタイガー1も全部組んでからコーティングしたので、側面以外はローラーが入らずほとんど一本ずつスタンプしてます。案外何とかななるものです。
    ちなみに、上手く仕上げるコツとしては、一気に全部やろうとせずに、車台右側だけとか砲身基部だけとか、細かくパートに分けて休みながら少しずつ完成させる方が精神的にも良さそうです。
    ご検討を祈ります!! Like

  6. takahome より:

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    ありがとうございます。プラモに全く興味の無い後輩にこのことを話したら、『精密ドライバーか何かで1本ずつ描いたらいいじゃないですか』と軽く言われました(苦笑)。楽しちゃイカンですね!根気を搾り出してやり遂げますよ!また、不躾な質問をしてしまうかも知れませんが、もんもんとがんばります。いつか出来上がったら、報告書を提出致します!blog応援しています。これからも楽しみに拝見させていただきます。 Like

  7. plamolog より:

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    報告書お待ちしております!
    一本ずつ魂こめて刻んでください。 Like