モデルグラフィックス6月号に掲載されたガールズ&パンツァー,カバさんチームⅢ号突撃砲F型の製作です。キットはプラッツのGP-27BS:7200。既存のドラゴンのⅢ突F型キットをガールズ&パンツァー仕様に変更できるよう追加パーツや改造の方法を記したインストを入れた豪華版で発売されています。
カバさんチームのⅢ突F型といえば新撰組や風林火山の旗を立てた派手なカラーリングの車体がいかにもガールズ&パンツァーらしいのですが、今回は編集部のご要望でプラウダ高校戦時の白い冬季迷彩仕様の車体を製作することとなりました。 特別版パッケージでボカージュ情景が簡単に再現できる素材が付属していますが今回はスルー。 キットはね、昨今の最新キットからすれば、もうひと昔ふた昔前のモノという感じは否めないです。バリとかモールドのズレを根気よく丁寧に処理していけばなんとかなりますが、まー大変w。
実車のF型をベースにしていますが、カバさんチーム独自の設定があったりします。写真は後部デッキのハッチを埋めるために蝶番のモールドを撤去しているところ。
バリの処理でヘトヘトになっているので気軽にできるディテールアップをば。エキゾーストパイプの開口。小さな径から少しづつ広げていくと上手くいきます。
スコープのレンズ部分
アンテナ基部。後でテーパー加工した真鍮線を差します。
アンテナを格納しておくラック。付属の金属パーツで脚を組みます。プラと金属なので瞬間接着剤で接着しますが、それだけだと簡単に崩壊してしまうので、真鍮線で「軸打ち」して金属同士は半田付けしておくと安心です。ここが今回最大の工作ポイント!いやいや地味すぎて泣けてくる。
雪用のヴィンターケッテの着いた履帯。連結式で個々のバリの処理はこれまた大変!
接着剤が乾く前に転輪に巻いてたるみの調整をします。
ひとまず組み上がり。ヤスリがけは大変でしたが組み立て自体はとても簡単でした。
サフ吹き状態。スキッとしますな。良きデザインです。
ジャーマングレーぶわーっと塗って、履帯もエアブラシで塗り分け。マスキングしなくてもまあまあ塗り分けられるぞ。
デカール貼って
タミヤエナメル白の冬季迷彩完了。カラーじゃないけどカラーモジュレーションも簡単に施しています。この後の工程でほとんど消えてしまいますが、製作中の自分の盛り上がりのためにやってます。
雨風や踏んだり擦ったりで剥がれた箇所を再現。部隊マークもよく見えるように。
これは砲身の筒の内側を掃除する棒。これとかスコップとかバールとかジャッキとか、車載工具がどうレイアウトされてるかが型式を見分けるヒントになったりします。
消火器のラベルはパッションモデルズのP35D-002ドイツ軍装備品デカールセットからチョイス。
ウェザリング工程。
ウィンザー&ニュートンの油絵具。これ、ホルベインでもクサカベでもどのメーカーでも大差ないです。僕は「ウィンザー&ニュートン」って言いたいだけで使ってます(笑) フタの感じがホルベインの方が使い易いような気がする。
泥汚れの足回りのウェザリングの油絵具は泥そのものの表現やイグメントやパステルなどの粉系素材の色付きの接着剤としても威力を発揮します。広い面を間延びさせず変化をもたらしながら深みを加えられる便利な素材です。
こんな感じで、でっぷりねっとりと汚れがキマッていきます。
油絵の具は、塗ってしばらくはベトベトとして光沢がありますが・・・
乾くとカラカラのつや消しになりますので排気管のサビ汚れの表現にはとても優れた効果をもたらします。湿った感じが欲しい場合はこの上にアクリルのクリアーを塗ると良いでしょう。
さらに詳しくはYouTube動画をご覧ください↓
・・・・と、前半はここまで。車体上部のウェザリングから仕上げまでは後編をお待ちください。
カバさんチームのⅢ突F型といえば新撰組や風林火山の旗を立てた派手なカラーリングの車体がいかにもガールズ&パンツァーらしいのですが、今回は編集部のご要望でプラウダ高校戦時の白い冬季迷彩仕様の車体を製作することとなりました。 特別版パッケージでボカージュ情景が簡単に再現できる素材が付属していますが今回はスルー。 キットはね、昨今の最新キットからすれば、もうひと昔ふた昔前のモノという感じは否めないです。バリとかモールドのズレを根気よく丁寧に処理していけばなんとかなりますが、まー大変w。
実車のF型をベースにしていますが、カバさんチーム独自の設定があったりします。写真は後部デッキのハッチを埋めるために蝶番のモールドを撤去しているところ。
バリの処理でヘトヘトになっているので気軽にできるディテールアップをば。エキゾーストパイプの開口。小さな径から少しづつ広げていくと上手くいきます。
スコープのレンズ部分
アンテナ基部。後でテーパー加工した真鍮線を差します。
アンテナを格納しておくラック。付属の金属パーツで脚を組みます。プラと金属なので瞬間接着剤で接着しますが、それだけだと簡単に崩壊してしまうので、真鍮線で「軸打ち」して金属同士は半田付けしておくと安心です。ここが今回最大の工作ポイント!いやいや地味すぎて泣けてくる。
雪用のヴィンターケッテの着いた履帯。連結式で個々のバリの処理はこれまた大変!
接着剤が乾く前に転輪に巻いてたるみの調整をします。
ひとまず組み上がり。ヤスリがけは大変でしたが組み立て自体はとても簡単でした。
サフ吹き状態。スキッとしますな。良きデザインです。
ジャーマングレーぶわーっと塗って、履帯もエアブラシで塗り分け。マスキングしなくてもまあまあ塗り分けられるぞ。
デカール貼って
タミヤエナメル白の冬季迷彩完了。カラーじゃないけどカラーモジュレーションも簡単に施しています。この後の工程でほとんど消えてしまいますが、製作中の自分の盛り上がりのためにやってます。
雨風や踏んだり擦ったりで剥がれた箇所を再現。部隊マークもよく見えるように。
これは砲身の筒の内側を掃除する棒。これとかスコップとかバールとかジャッキとか、車載工具がどうレイアウトされてるかが型式を見分けるヒントになったりします。
消火器のラベルはパッションモデルズのP35D-002ドイツ軍装備品デカールセットからチョイス。
ウェザリング工程。
ウィンザー&ニュートンの油絵具。これ、ホルベインでもクサカベでもどのメーカーでも大差ないです。僕は「ウィンザー&ニュートン」って言いたいだけで使ってます(笑) フタの感じがホルベインの方が使い易いような気がする。
泥汚れの足回りのウェザリングの油絵具は泥そのものの表現やイグメントやパステルなどの粉系素材の色付きの接着剤としても威力を発揮します。広い面を間延びさせず変化をもたらしながら深みを加えられる便利な素材です。
こんな感じで、でっぷりねっとりと汚れがキマッていきます。
油絵の具は、塗ってしばらくはベトベトとして光沢がありますが・・・
乾くとカラカラのつや消しになりますので排気管のサビ汚れの表現にはとても優れた効果をもたらします。湿った感じが欲しい場合はこの上にアクリルのクリアーを塗ると良いでしょう。
さらに詳しくはYouTube動画をご覧ください↓
・・・・と、前半はここまで。車体上部のウェザリングから仕上げまでは後編をお待ちください。
テレビ、OVA、そして劇場版と戦いの度に七変化した活躍をみせた大洗女子学園のカバさんチームが乗るIII号突撃砲F型が装いも新たに新登場!新パッケージ、新デカールに加え劇場版仕様として成形色は塗装がしやすいジャーマングレイ(本体)、ブラック(履帯)で再現!さらに豪華選択パーツとして、テレビ版のプラウダ高校戦仕様を再現できるマジックトラック製のヴィンターケッテが付属!あの激しい雪上戦での活躍が再現できます! デカールは発色のいい高品質なカルトグラフ製です。
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