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4号F型〜完成!!

フィギュアと砲塔のフィッティングもばっちり決まって・・・

4号F型完成です!!
これでドラゴン社のスマートキット「4号」をほぼ連続で三つ作ったのですが、F〜G型の同じ車台の車輛なので、さすがに飽きました。でも、精密でいて抜群に作り易いこのスタイルのキットでD型とかE型がリリースされればもちろん即製作でしょうけど。
製作当初は砂漠のDAK仕様の塗装で行く予定でしたが、北欧のモデラーMirko Bayerl氏のとある作品に刺激されてダークイエローとレッドブラウンの2色迷彩の塗装に変更。1942年ロシアの車輛としました。

ベース色のダークイエローはガイアカラーのドゥンケルゲルプ(1)とブラウンとホワイトを少々混ぜたもの。迷彩パターンのレッドブラウンはタミヤエナメルのデザートイエローとレッドブラウンにクリアーオレンジを少量混ぜた物をかなり薄めて塗っています。
今までは油彩のフィルタリングやエイジングに凝って汚しまくってましたが、今回は立体物としての見栄えを重視して、元の色が隠れてしまうほどのフィルタリングを避け必要最小限に止めています。
4号戦車独特の複雑な面構成を「A:地面と平行な天面」「B:地面に対して立ち上がる直立面」「C:ハの字広がる斜面」と大雑把にA.B.C.3つのパターンに分けて明度彩度のコントロールしています。簡単に分類すると、Aは一番明るい、Bは暗い、Cはやや明るい、と言った具合。ただ、今回Bの暗いとされる部分は彩度をキープする意味でフィルタリングをせず基本塗装をそのまま活かしています。
スミ入れやほどほどの汚し、チッピングを入れるので、結果的には全面にフィルタリングを施した場合と劇的に違うという程ではないのですが、全体の印象がスッキリして、模型として車輛のディテールを楽しむにはこういう仕上げもアリかなと思います。
簡単地面を付けたヴィネット仕上げ。車輛は取外し可能です。最近近くの店でこの川合木工所の八角形飾り台の入手が困難になってきて困っております。

↑クリックで拡大します。

ドライブラシによるハイライトでディテールを強調する方法は、ジャーマングレーやオリーブドラブなんかの車輛には効果的なのですが、ダークイエローなどの明るい色に対してはやや役不足になり、ともすると逆に立体感を弱める結果になります。そこでチッピングの「剥げ色」利用してディテールの折返しにあたるポイントにそれっぽく色を置いていきました。

3辺が交差する角やその周辺のエッジラインは、ハイライティング技法からすると最も明るくドライブラシのやり甲斐のある箇所ですが、実はそういう所こそ塗装が剥げやすい箇所だったりして、ハイライトの白にするかチッピングの黒にするか悩ましいトコロです。

車台の立ち上がりの角、アンテナケース、フェンダー、角という角を剥がしてやりました(笑)
クラッペ部分の鈍角な角もこの方法だとしっかり見えてきます。

点検ハッチ周辺の塗装剥げはやや茶色っぽくしてサピた感じに。

75mm徹甲弾入りの木箱をわざとらしく置いております。この戦車に使った砲弾の説明としてね。
履帯の弛み具合も良好ですな。履帯の鈍い輝きは鉛筆擦り込んでます。
マフラーの錆び。もはや説明不要でしょう。ちなみに束ねた木の枝は本物にマットメディウムをコートしています。

と、まあそんな感じで完成しましたキレイ目の4号F型。ミグでもなくバーリーンデンでもなくグリーンランドでもなく、超リアル路線でもない、模型は模型として精密イラストレーションのように解像度上げる北欧スタイルに挑戦してみました。結構自分では満足してたりしますが、いかがでしょうか?

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