ダメージ・タイガー還る

アーマーモデリング193号に掲載された「ダメージ・タイガー」が帰ってきておりまして。
締め切り前のドタバタで仕上げに満足いってないところとか、間違いかも?って所を加筆&修正。

カラーモジュレーションの最明部と最暗部の塗り足しと他細かな部分への加筆。

銃撃された傷の点々とか、サビの雨だれ、チッピングの追加などなど、パッと見て掲載時とはあまり変わりませんが、本人これでようやく満足しました。
そういえば、ココでは製作の詳細は控えておりましたが、雑誌記事には載ってないことを中心に紹介しておきます。

ゲペックカステンの製作。ヴォイジャーのエッチングパーツをハンダ付けで組立てましたが、、、これはもうね、かな〜り難易度高いです。ココだけの話し、最近のドラゴンのキットならそのまま使った方がイイです。ちょっと難しすぎる。

すぐ潰しちゃうしね(笑)


潰し繋がりで、こちら。後部フェンダー。ここは2箇所跳ね上げ式なので、そこを跳ね上げつつ本体もぐにゃりと曲げます。車体との取り付け基部はキットのプラパーツを加工して使用しているのに注目!


こちらはフロントフェンダー。記録写真ではここが下に垂れるように曲がっている車輌が多数確認できますね。


マフラーカバーは真鍮より柔らかい銅板のパーツだったので被弾穴とか歪み加工が楽でした。


サイドスカートのまくれ上がり曲がりは基本。ギザギザに裂けるような被弾穴も作ってみました。


転輪ゴムのボロボロ欠け加工も忘れずに。

雑誌記事でも軽く紹介していますが、超お薦めのアイデア。鉄道模型のジャンルでは結構知られた方法らしいのですが、ハンダ付けのフラックスの塗布と保管をこれ1本でできちゃう優れもの。インクの入ってない空の筆ペンのような「水筆」。本来は水彩画用の便利グッズなのですが、ナイロン毛とポリ容器なので酸性のフラックスにも耐えられます。これ使うと驚くほどハンダ付け上手くなりますよ。いや、ホントに。


工作はこんなところです。
ピカピカな所はエッチングパーツ。白はレジンパーツ。茶色はカステンの履帯。。。。作例でもなければこんなに贅沢な組み合わせできませんな。

ちょっと長くなってしまったので「塗装編」は次回に。。。。


 

コメント

  1. forza-ragazzi より:

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    勉強になります!! Like

  2. plamolog より:

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    >forza-ragazziさん
    光栄です!!(笑) Like